2008-01-01から1年間の記事一覧

まあ 松の内こそは動きませんが

まあ 松の内こそは動きませんが さあさあ いよいよ新しい年を迎える段取りですが 今年壹年を振り返るに―――――――― まあ 例によつてばたばたとし通しのまま 例によつて あたふたとし通し あれもこれも 例によつて例の如しの壹年でありました それでもね 昨日も…

どこまでいつても まだまだのまだまだ

どこまでいつても まだまだのまだまだ 毎日を吐息に塗れて暮らしてゐるやうな有り様ではあります でもまあ 多分他人様の御覧になっても きっと面白いと思はれるであらう 愉快な人生を送らせていただいてゐるのかな そんな風に思ふ壹瞬壹瞬も確かにあります …

屑や お払い のございませんでせうか

屑や お払い のございませんでせうか 書くことの端端に暮れの話題が入つてをりますが 實は身に染みて正月を感じてをりません もう何年前からか 暮れ正月を會社に過ごすことの多ければ と云ふことでもなさそうではありますけれどもね ただ ずつと慌ただしく暮…

當たるや八卦 當らぬや八卦

當たるや八卦 當らぬや八卦 書店で來年の暦を買つて來ましたが あれ 結構何種類もありますわね 見比べて 運勢の良いのにしやうかと思ひましたが 實際に當たらなかつたら わざわざ選んで外れを買い求めたことになりますから 止めておきました 年の越したら ク…

マヂヤバクネ?

マヂヤバクネ? まあね 返つて來て 壹杯やりながら新聞のテレビ欄を見ては いやこれは真面目に愕然としたわけですが なんでこんなどうでも良いような番組ばかりが並んでゐるんだか 日の本の國の人は 本當に白痴と化すのか いやいや ほんの壹瞬ではあれ 真面…

あるべきやうの 年相應 立場相應

あるべきやうの 年相應 立場相應 TPO なんて云ひますが 物を申すにあんまり私情に走るのも如何か その言説の あまりに感情に囚わるるの如何か 仰ることの尤もなところもあれど そこまで私情に塗れてをれば 理合いよりも感情の先に立つてをれば 説得できる…

これでも 物書きの端くれですから

これでも 物書きの端くれですから 物事 表に見えてゐるものの裏が必ずありますでしよ あなたに わたしに見えてゐるものの その裏の事情や 理合ひの方が 表に現れてゐるものの幾層倍 幾十層倍の質量や思いと云ふものを含んで なをひつそりと隠れてゐるはず さ…

反省だけなら といふやつですが・・・・・・ 

反省だけなら といふやつですが・・・・・・ やつぱりねえ―――――――― 壹言多いなあ と云ふ反省があるわけですよ 言つても詮のないことまでつい言つてしまふわけですよ 言わなくて良いことまで言つてしまふ惡い癖 早く直さないとなあ まあ 外つ國のお祭りのお酒でも飲…

伊達じやねえ

伊達じやねえ あれこれのなかなかに捗りませんが それでも 大きな仕事の壹つは何とか目處もつきました ここにきてのあれこれも お陰様にて片のついたり 段取りの済ませたり はたと我に帰れば この人生の壹大事にまだ愚圖愚圖としてをります 來年こそ いや來…

まあ そのうちに嫌でも覺へるでせうが

まあ そのうちに嫌でも覺へるでせうが 狡さ と云ふことを學ぶも大切な事だと思ひますが この商賣 頭初立てた計画など その通りに進められるはずも無し 遅れた仕事と 積み残した仕事の山に埋もれて右往左往するのが関の山であります さう云ふときにだうするの…

呑めども酔へず

呑めども酔へず 師匠の四十九日の法要と云ふものを お施主さんのお手伝いをしながらやうやうに終えることができまして 壹安心 何せこの壹月あまり 『とりあえず四十九日までは・・・・・・』 『なんにしても四十九日までには・・・・・・』 と云ふのが 枕詞のやうになつ…

コースは 人がまわしているのです

コースは 人がまわしているのです 機械を使うとは云へ 人が主力の商賣です にんの良い若い人がゐたら 予算の上で多少の無理があつても 是非にもお願いしたいくち さう云ふ意味では この不況で にんの良いところがあぶれて出て來てはくれまいか 等と云ふのは …

頓に道場に帰りたい気持ちを強く抱きますが

頓に道場に帰りたい気持ちを強く抱きますが 巻藁―――――――― まきわら と云ふ稽古道具があります まあ 弓と唐手と形が違ひますが どちらも独りで稽古するのに丁度良い道具であります 巻藁を射る 巻藁を突く どちらも 黙默と独り稽古になりますが 結構かう云ふ稽…

まあ それはそれで それでいいのだ

まあ それはそれで それでいいのだ 『守 破 離』の教えを云云するつもりもありませんが 若い人達の動きを見るに なるほどと頷く毎日であります わたし自身は どうも 守 の段階も良いところでなかなかに 破 まではたどり着けなかつたやうに思はれますけれども…

車も単車も立派に鏡です

車も単車も立派に鏡です 車に乗つて街中を運転してゐて 最近頓に思ふことの多いのですがね 最近 我が儘な運転をする人の増えてゐませんか 自分が思うがままに車を走らせてゐる人が多ひなあ と 本當に強く思ひますが 対向車に急ブレーキを踏ませるやうな右折…

さうだ 鯨飲馬食を決めこまう

さうだ 鯨飲馬食を決めこまう まあ ゆんべは呑んで喰つて―――――――― なんだかもう ここ の具を探す氣にもなりませんで 呑んで喰つて―――― あまりに顰めつらしくしてゐても仕方がありませんので 呑んで喰つて―――― 會場に向かう車上にて ふと思ひたるに 人なんか…

それでは行つてまいります

それでは行つてまいります かくたる暮らしですによつて もう何年も会社の忘年会以外の 友人知人と云つた付き合ひの忘年会には参加もしてをりません まあ お声もかかりませんけれどもね 正直 外で呑みたいと云ふ気持ちはとうに失せ果ててをります 家でぼちぼ…

最後に括弧で 苦笑 と付け加へたい

最後に括弧で 苦笑 と付け加へたい これで なかなかに気忙しい日の續きをりますけれども まあ ひとつひとつを片付けてゆくしかないのは その通りと云へばその通り じたばたしても いらいらしても何にも片の付きやしないわけですが さう云ふときには ひとつ事…

常しへに 次の壹歩を

常しへに 次の壹歩を かう云ふ話を引き合いに出すと分かり易いかと思ひますが 夏によくある話―――――――― 若い衆がやつてきては 『グリーンに壹日貳回も參回も水を撒かないと 赤くなつちやうんですが だうしませう』 なんて困つてゐる お前 そんなの簡単だろ 貳…

まあ 餘裕の笑みです

まあ 餘裕の笑みです 風邪で身動きとれないから 休むから―――――――― わたしsibakuroのそんな壹言に返つてくるあんたの壹言に あんたの心根がよく見える 事の今回に限らず あなたと云ふ人の萬度がそれだから嫌になる まあ 人の不幸を己が好機と捉えるのも良いで…

ほつたらかすのも次の壹手と勘定しませうか

ほつたらかすのも次の壹手と勘定しませうか まあ とりあえず大筋は外してゐないだらうから もう 事の委細は面倒臭えやな と云ふことのあります 進んでゐる方角のおおよその間違ひの無ければ 多少の がたぴし に逐壹を問ふのにも 俺は良い加減疲れたよ と云ふ…

今暫く 今暫く

今暫く 今暫く 毎日毎日 あちこちを書き散らかしをりますが もう少し纏まつたものも書きたいと云ふ慾求もあります 原稿用紙に数えて 百とか貳百枚くらいのものも 腰を据へてじつくりと書いてみたいものですが なかなかに時間がないと云ふよりは 毎日に流され…

本當とは 本來さうあるべきこと の意もありますが

本當とは 本來さうあるべきこと の意もありますが 嘘にもね 咄嗟の嘘もあれば周到な嘘もありますがね どつちにしても ばれないやうに吐かなきやあいけません わたしなんかは日常的に嘘を吐きまくつてゐますから 嘘を吐くのが上手です 酒呑んで嘘吐いて生きて…

上手と書いて うはて とか かみて とか  

上手と書いて うはて とか かみて とか 困つた時や 行き詰まつたとき 最善の状態を思ひ浮かべ そこから次善參善と下ろしてみたり “そもそも”に立ち返つてみたりしますけれどもね この“そもそも”と云ふのがなかなかにくせ者でもあります 物事の 原則論で考へ…

人が笑つてゐるうちに

人が笑つてゐるうちに 『人が温和しく言つているうちに・・・・・・』 と云ふのは “らくだ”などの落語に出て來る台詞ではありますが あのね 人が温和しくしてゐるからと云つて それはあんまりだろ と云ふ話題 もちろん 温和しくしてゐるのはわたしにはありませんけ…

でも まあ それも惡くない

でも まあ それも惡くない それが 自信の顕れであつて 慢心でなければ良いのだが―――――――― 自信と慢心は盆の裏表 自信が慢心に傾けば 盆の水の零れるであらう 覆水の盆に返らぬ喩への通り 壹度失つた信頼や信用のとり返しの着かぬだに さうして裏返つた盆の裏…

かうなつたら天下の往來に 大の字に

かうなつたら天下てんがの往來に 大の字に どうしやうもないことの起きる刻と云ふのは どうしやうもないことの起きてゐたと云ふことに やうやうに氣のつく刻と云ふのは―――――――― まあさう云ふことの おきなくて良い時に おきなくて良い形で おきなくて良いと…

とりあえずは 蛙の如くに

とりあえずは 蛙の如くに 若い衆の段取りを見てゐて それは如何様だろ と云ふことがありますが その心の如何に なんてつもりで見てみると なかなかにこれが面白い 結構あれこれを 彼等なりに考へてゐますよね たまさかには『こいつは壹本取られたか』と 密か…

朱に交われば赤くもなりますし

朱に交われば赤くもなりますし 頭惡い 性格も惡い 根性曲がつてゐれば ご面相も宜しきを得ない 自分で書いてゐて嫌になりますが 眼と 歯も良くないんですね 眼鏡がないと 生活に全く支障を来しますし 口を開ければ 銀色の詰め物をした歯の行列にあります つ…

實はもう諦めてもをりますが

實はもう諦めてもをりますが 犬のしつけ 等と云ふは それこそ壹進壹退 參歩進んで五歩下がるくらいのつもりでないと それこそ先に進まないものかとは覺悟はしをりますけれども 人間様でね 三歩進んで三歩も四歩も下がられてばかりでは これはいい加減 こちら…