三四郎は ただ「車屋」とのみ答へた 時時ではありますが、 自分がこの商賣グリーンキーパーに全く向いてゐないのではないかと、 いや 鬱鬱とさう思うのではなく、ごくごくあつけらかんと さう思ひます。 俺つてさあ、キーパーに向いてゐないよなあ、 新聞を…

呼ぶ聲に応うるに 今 何の足らざるや たまに 普段お目にかかれない方のお話を伺ふと、 如何にも 俺も世間が狭いな、 と、少少どころか 相當に忸怩たる思ひに囚はれることがあります。 勿論これは、 物理的に世間の狭くなつてしまつてゐる、 と云ふことではあ…

そは 良く生きる事にはあらざるやも知れぬ道なれど 仕事の段取りに例へると解りやすいやうですが。目的や意とするところ、企圖するところの明確でない段取りと云ふのは 兎角現場ががたついたりもします。 或いは、なんとなく だらだらと壹日過ごしてゐるだけ…

少しくは 不埒に覚へられましたでせうか たまにはね―――――――― 少しく氣樂な話題でも、 と思つたのですが、この本字本假名遣ひだと だうも話も崩しにくいですねえ。 まあ、【野帳より】の方でくだけたままですから、こちらはこの位が丁度良いのかも知れません…

それが故に 蛙の如きにと念ずるこの暮らし 人と云ふ生き物の面白いところは、その言動に あたかも鏡のやうに周圍のことごとくを反映させてゐるところにもあります。 こいつは何を膨れ面してゐるんだ と思ひきや、昨日 わたしが不意と漏らした壹言が原因であ…

まあ、そんなものだらう、 多寡を括つていたことが 正しくその通りであつた事に、今度は酷く落膽する、 そんな惡循環の連鎖がありましてね、 そんなものに何時までも身を浸してゐるのも、あまり心體に宜しくないやうです･････････

身を切る風にあれど じつと刻を待つ詩 “物撮り”と云ふに、だうも靜物の撮影を主とする方方のことらしいのですが、 コースの寫眞を撮り散らかす身のことをも、 “物書き”をもじつて、“ものとり”と呼んでみたい。 別に呼び方なんぞ なんだつて良さそうなもので…

苦勞が人を育てるならば この世の誰もが苦勞人 身の 人を育てるほどの器にもありませんが、あれこれと思ふ事は多いものです。 さて―――――――― 『苦勞が人を育てる』 と云ふやうな事は良く言われてをりますが、端的に申し上げて そりやあ間違ひですよね。 それ…

天気予報に見る 無責任の所在から 我を振り返れ わたしsibakuroもよくね、 天気予報が當たらないの また外したの 口にもしますし、こんなところに書いたりもします。 でもまあ、所詮は人の爲すことです故 お天道様のお働きに叶うだけの“予報”など、端から出…

雪もまた良し クローズまた良し 常にない事態にあつて、 ああ、こいつはなんにも解つて無かつたんだな、 さう云ふ目で 改めて見てみれば、 案外と、日頃の言動に表れてゐた 不可思議至極であつたいくつもの符牒が、それこそ すとんと腑に落ちて來たりもしま…

安くて高くついてゐても 高くて安くあがってゐても 物を買ふ時には、豫算の中で壹番良いものを買ひたくなる性分です

ちよつと迷ひ気味 この人が、この人達が―――――――― 彼等が、或ひはわたしも含めて、 それこそ いつまでたつても窓硝子に体當たりをしている蛾のやうに 前に 先に、硝子の向こうに進めないままに、十年壹日の如く同じことを繰り返してゐるのは、多分に あれは失…

そも“あるべきやう”は禪のことばですが まあ、人それぞれに それぞれの立場でものを思ひ、行ひを爲して生きてゐるのではありませうが、 それぞれに、 あるべきやう と云ふことはありますよね。 ――――これでも壹應は グリーンキーパーのブログですから ゴルフ…

瘭疽-へうそ-と並んで痛いものの代表格ださうです 指先の逆むけ、手先のひび割れ、唇の荒れ、 人間 ほんのちよつとしたことで 物事に集中できなくなつてしまひますね、 まあ 【野張より】あちらで ご案内のように、蟲齒が痛んでだうにも仕事にならない壹日で…

漢らしさを見せておくれ と あんまりみつともないから そのくらひにしておきなさいよ―――― なんだか 見ているこちらが辛いような状態に陷つてしまつている奴に、まあ かけてやる言葉もありませんが。*1 自業自得と云へば自業自得。 身からでた錆 と云へば、身…

お茶の濃いのを もう壹杯 昨年 九月の九号颱風この方のどたばたは かねてご案内の通りではありますが、 今頃になって、やうやうに その頃の肥料撒きやら更新作業やらの記録を纏め始めてをります。*1 一日十分か二十分の作業を延延怠つてきた つけ拂ひですが…

祕すれば華 祕してこその花 祕めたるが故の華ではなきかと それはその場限り 口で仰つてゐただけなのですね、 さう云ふことが良くあります。 云ふだけ云つて あとが追い付いて來てゐないだけでなく、行ひに 素振りに それを履行しやうとする意の欠片すら無い…

主義主張にあらず、ただ 日の本の國の言の葉なら と まぁ とりあえずやつてみやうか―――― コースコース課の仕事をしていると、さう云ふことのしばしばではありますが、案外と普段の暮らしにあつても さう口にしたりもしてをりますね。 人に寄つては、さう云ふ…

價値感の異なるもの同士がいくら言い合つたところで、物事の摺り合わせの出來ようもないだらう、 そんな諦念 ......いや、もうさつぱりとそう思ひます。 擦り合わせようと思つたら、まずはお互いの價値感の許容範圍の中での歩み寄り*1から..................…

身の またさうであつた、 身の未だに 然の通り なほ 未だしの身とは云へ、 それでも かうして書かずにはゐられませんが.............................................

まあ そんなものだらう―――――――― そのくらゐは想定の範圍内ですから、 などと申しますれば、些か不遜の呈にて お叱りの壹つや貳つはいただけるのやも知れません.............................................................

お前だけだよ、 などと やに下がつて言つた時に、 黙つて 疊にのの字、、、の壹つも書いて 頬でも染めてみせてくれたらね...........................................

何時までも あると思ふな 親と金―――――――― この 今に至るも至らぬ身の、親からは 細細こまごまと 勉強の世話などを燒いて貰つた覺えの餘りありませんが、 『人の、何時までも 親の元にゐられるものではないこと』 と 云ふのは、それこそ幾度となく言ひ聞かせ…

あれこれと異論もありませうが、グリーンキーパーと云ふのは 基本的には與あたへる商賣です。 段取りを與へ あれこれの機會を與へ、 まあ、さう云ふ商賣かと思ひます.....................................

なんと云つても―――――――― 日頃の暮らしが日頃の暮らし。 なんと云つても休み慣れていないものですから、朝から休みなどと云ふと 調子も狂つてしまいます..............................

この國の 大和島根に數うるに―――――――― 百のコースがあれば 百の管理方法があり、 百のキーパーがゐれば、また 百の管理手法がそこにはありますが、 百のコースのあらば、当然そこには百のキーパーがゐるわけですよね...............................

デジタルカメラの添付ソフトですら畫像がざうの編集ができる時代になりました、 素人にも、色味や明るさ 彩度などが 驚くほど簡單に編集でてしまふ、 これは凄いものでありますよ................................

で、普段思つていても云えない思ひの丈をsibawanがぶちまけるコーナーです、 また さう云ふ口から出任せを････････････ 何だつて、コースコース課で金を使つてやらないと 會社が餘計なことにばつかり使つちまうから、俺が惡人になつて金を使つているんだとか…

...... とまれ、今日も會社*1に出て來てをります。 キーパーなんかやつていると、特にこなさなければならない仕事のある日でもありませんが、居ることに意義のある壹日いちんち と云ふのもあるんですよ、 昨日さあ、『中の人に償ﾜんで【sibawanの日記】でも…

まだ 世間様は参が日のうちですから、少しくめでたい話題を―――――――― などと思つてはをりますが、 なかなかに景気の良いことどももありませんか..........................