2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

それは断じて個性ではない

それは断じて個性ではない 讀んでゐて 妙に神経を逆なでされるやうな文章と云ふものがあります 高飛車だつたり 自分に酔つてゐたり ものの理合いを知らなかつたり まあ 自身が あまり他人様の書いたものを云云出來るほどのものも書いてはをりませんけれども…

冷やでも良いからもう壹杯

冷やでも良いからもう壹杯 よく云はれる話―――――――― 組織の中で 近藤勇の器 土方歳三の器 沖田総司の器 それぞれを見定めて事を運ぶさうですが なるほどに 上手い譬えではありましてね 自分が会社でも そこここの人の器の如何 或いはその器の据へ所の如何を眺…

大所高所に立てば良いと云ふものでもなし

大所高所に立てば良いと云ふものでもなし 物事を 人を観るに とことんまで突つ込んでみられることが大事ですが 壹方で 冷酷なまでに突き放して観ることも出来る さう云ふ 自在な視線と云ふものも大事なのだなとは思ひます 或いは傍から見るには その人の變節…

今のうちなのにねえ

今のうちなのにねえ 勘違ひしたまんまの慕何者を見てゐて いい加減呆れたり 相手にする氣にもなれなかつたりの毎日にあります 他に人も無し しようがないから預けてゐるだけなんですが なんでか御本人さんは偉くなつてしまつてをりますが 壹方で 少しく勘違…

かすとり つてご存じですか

かすとり つてご存じですか 最近では 動物の病院などにも顔を出すやうになりましたが まあ 目の玉の飛び出るやうな額をむしられて 聞けた話のネットの情報の追認だけであつたりもするわけですがね ただそれのみを持つて云云をするつもりもありませんで 病院…

慌てない騒がない がたがたぬかさない

慌てない騒がない がたがたぬかさない あなた その位のことで 今更 何をおたおたと仰つてをられるのやら なんて事もありますが いつものことを いつものやうに と云ふは 草を見たらば 抜け と云ふ教えと同じくして 何とも難しいことにあります 何か物を行ふ…

俺の勝手だろ

俺の勝手だろ 多分こんなことに意地を張るのなんか 俺の世代くらいで終わりなんだらう さう思ひながら それでも自分でさうして貰つたことを 次の世代に送り續けるわけです さう思ひながら 重い身体で布団から這い出し続けるのです それでも最近は 大分 意地…

はいはい だうぞだうぞ

はいはい だうぞだうぞ そんな要でもないことを わざわざのご注進に及ばずとも結構ですからね なんて心持ちにもあるのですが あらためて話伺ふに 呆れるばかり あんまりこちらの話の通じていないことは これはいつたいにだう云ふことなのやらしらん まあ わ…

やつぱり締めは 醤油でせうか  

やつぱり締めは 醤油でせうか ラーメンよりも 饂飩や蕎麦が食べたくなつて ビールやウイスキーよりも 酒の方が口に合うやうになつて―――――――― 結構ね 趣向といふものの變はるやうです 歳をとつて 脂つこいものや 腹の膨るるものの胃に受け付けなくなつてゐる…

本當に帰るべきの あなたの御胸

本當に帰るべきの あなたの御胸 久しぶりに人混みを歩き 人の群れに身を浸すに―――――――― いや 疲れました やはり身の 田舎にて暮らすにしくはなし 身の 田舎者のままにて充分だと 這這の體にて帰つて参りました 明けてはコースに通い 暮れてはコースより帰る …

やつぱり あともうすこし

やつぱり あともうすこし 飽きつぽいわたしにしては 良く持つた方かも知れません でもそろそろ 潮かなと云ふ氣もして参りました ネツト遊びにも もしかして飽きが來てゐるのかも知れません 便利だし 面白いし 早早に手放す氣もありませんが そろそろ壹度 今…

愚圖

愚圖 “引く”勇気を持てぬものを笑ひながら この身は踏み出せずにをります そのほんの壹歩を 跨ぎ 越えてしまへばずんずんとその先を歩めさうにありますが その壹歩の踏み出せません 踏みださう 踏み出せ 踏み出さねば何も變はらぬぞと―――――――― このエントリ…

その昔『影を慕いて』を爪弾きたくてギターを買いましたが

その昔『影を慕いて』を爪弾きたくてギターを買いましたが 例によつて ちびちびと何時までも口の汚いことにあります 何となく 七時のニユースのチヤンネルもそのままに呑んでゐたところが なんと 懐かしくも古賀メロデイと來ましたか 口遊むに懐かしく 勝手…

これこれ杉の子 芝生の子

これこれ杉の子 芝生の子 書いてみやうかと云ふことの あれこれといくつかありましたが まだ頭の熱にやられているやうでもあります 朝起きてみれば 節節の痛んで 怠くて 咳の出て まあ 参つたなあと云ふのが本音にありますが それにしても 無理の効かない身…

こはいこはい

こはいこはい なるほど―――――――― 人の噂のあてにならぬこと あれこれの噂の耳に届きては 確かめてみやうかと現地に赴きましたがね まぁ いろいろと見せていただきまして なるほど 人の噂は その噂に過ぎぬのだと あ 浮かれて それどころではなかったのだらう…

あわてない あわてない

あわてない あわてない なんと云いませうか 更新に拘はる気持ちと云ふものの 醒めたまんまにありますが あれね 結構勢ひやら のり と云ふものの力を借りないと續かないものですからね おまけに 継続してきたものを途切れさせたくない と云ふのも更新の大きな…

とにもかくにも 参の線

とにもかくにも 参の線 なるほどね―――――――― 笑ひ と云ふものの なんと強力な盾と矛になるものやら 人に喜怒哀樂のありましてね 人の喜怒哀樂 そのこもごもに笑ふのですよ 喜びては 怒りては 哀しみては 樂しみては その それぞれに人の笑いをります にあらば…

誠 なんて書くからしやちつよこばつちやう

誠 なんて書くからしやちつよこばつちやう 誠と云ふものの 壹つ守ることのできれば良いではないかと思ふ訳です 誠を嘘の殻でくるみ 泥にも灰にも塗れては 嘘吐きでも 卑怯者でも もう 何でも良いや それでも わたしはわたし 壹つだけの誠を守り 罷り通す爲に…

諸上善人倶會壹處 ださうな

諸上善人倶會壹處 ださうな まあ かういふことになつて初めて知る世界と云ふものもあるわけですが お墓のデザイン なんて考えたことありますか あれつて ほとんどオーダーメイドの世界なんですね おまけに流行廃りもあれば 件のあれではありませんが『中國産…

やつぱり生來の怠け性

やつぱり生來の怠け性 まあ 【絵日記】と【野帳より】をお休みさせていただきましてね 明日が師匠の初七日ですから もう一週間になりますか そこそこに 禁断症状の出るかと思いきや 案外と平静にあります まあ ちょっとお休みを頂いては あともう少し さう云…

まことにもつてあいすまんことにはありますが 三分に満たないこの蟲

まことにもつてあいすまんことにはありますが 三分に満たないこの蟲けらにも些かの意気地の 酔つてゐますから まあ その勢いで書いてしまつて しくじつたと云ふことなんですがねえ 『灰頭土面』と云ふさうな 頭に灰をかけられても 顔に泥を塗られても耐へろ …

はやくはやく

はやくはやく まあまあ やうやうに師匠の通夜 葬儀 告別式の終わりをります それこそ あれやこれやに大童にありましたが いつも頭の中に残りをることのありましてね なんだか 自分の居場所と云ふものを違えてはゐまいかと 少少可笑しくも いや實は大真面目に…

仰ることのごもつとも

仰ることのごもつとも なるほどに 壹刻さと云ふものを感ずるわけですけれども わたしなぞは もう 物事のいろいろにあると 思ひ定めをるわけです わたしの思ひ あなたの思ひ 思ふことのいろいろにありますれば さうさうにわたしの思ひだけを押しつけるわけに…

ものぐるをしくも もののあはれか

ものぐるをしくも もののあはれか さうして 非日常の時間に身を浸しをるわけですがね なかなかに 慌ただしくも 實は持て余す時間といふのもあるわけです さう云ふ時間に何をしをるかと云へば 持ち込んだパソコン開いて お線香の番をしながら 遺族の代表の謝…

やっぱり それでいいのだ

やっぱり それでいいのだ 書いてゐることの私事ばかりにはありますが―――――――― まあ これも私事にあります まあ 書かせてください わたしが師匠 今朝ほど みまかりました 奥方様の『あたしがあつちを見てゐるすきに 息が留まつちやつてゐたのよ』と 早朝に壹…

でもきつと これでいいのだ

でもきつと これでいいのだ 流石にもう このシーズンも終わりですが 現場の段取りも冬のそれに移行しつつありまして それなりに大童でもあります まあ 一年を振り返れば 早かつたやうな でも あれこれを思ひ起こすに やつぱり隨分とこの壹年の長かつたやうな…

お散歩しながら考へた

お散歩しながら考へた 最近しきりに思ひ 口にするは―――――――― 時間が足りねえ その壹點にあります 何も 老い先短きを焦つてゐるのではありませんで やらねばならぬことをやりきれない焦心にありますが どうにも 睡眠時間を削るのも いい加減身体に応えますし…

そろそろ 来月号ですが

そろそろ 来月号ですが お話を それこそささやかな小品ですが拵へをるわけですが これが面白いもので 頭の中でお話の断片が ジグゾーパズルのピースのやうにぱたぱたと嵌つていくことがあります 手控えながら気がついたら 一本分に餘るほどにあつたと云うこ…

お前 今俺を嗤つたろお

お前 今俺を嗤つたろお なるほど 犬のゐる生活と云ふは なかなかに贅沢にありましてね そりやあお金かかりますわね 餌だつて冷や飯に味噌汁とはいかず やれ注射だ藥だ ちやんちやんこだと なにやら大變なことで まるで子供壹人増えたやうな騒ぎにありますが …

藪を睨んで ううんううん

藪を睨んで ううんううん なるほどに 人も犬も 甘やかすとすぐにつけあがる 例によつて 我が身を顧みろと云ふ話にもありますが それにしてもねえ と云ふ話にもあります まあ ロストならぬアウトバウンズに消えたお嬢を呼びながら 藪の中の鳥や小さき獣どもの…