2008-07-02 筑波の山にあらず 不二の御山を仰ぎつつ 筑波の山にあらず 不二の御山を仰ぎつつ 以前から書きをりますが 蛙の如きにありたきと いや 蛙の面にしよんべん の譬へにもありませんが清濁 虚実 喜怒哀楽を呑吐して なお 降りしきる雨の中けろりとしてゐたきに 身のなんたるや おろおろと毎日を過ごしをりますればただね―――― 蝦蟇の如きにありたい などと口走ることもありますが 蝦蟇にあるに 今壹つ愛嬌のなしか いや あれで愛嬌のあるに 今少し枯れたる處も慾しければ なお 少しく教へに近づきたくに 蓮の上の古蛙のごときにありたきと このエントリーについて書く・読む掲示板トップへ 今日の日付を遡って読む